私という名の言葉たちはいつも何処かをさまよっています私はひとつひとつ探してきてつなぎとめたり、くみたてたりするのですくるくるとめぐる言葉たちは色彩をかえながら転がっていきます硝子のような透明な言葉鉛のように重い言葉生まれることなく消えていく言葉たちただひたすらに無限の世界の私という名の言葉たちは欠片となったこころのすべてを私の中へと還してくれるのです
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