詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
ときどきすごく苦しいけど
優しくなれたり
愛されて愛すあたたかさを感じる
リボンでそっと飾って
粉砂糖で隠してしまいたいこのキモチ
恋の魔法を唱えたら
きっともっと好きになってる
今はイチゴのように甘酸っぱいけれど
いつか必ず
ふわふわスポンジケーキのステージで
ライトを浴びてみせるよ
詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
こんなに嫌なキモチなのは
どうして
何がいけないの
笑っていたいのに
なんでこんなに
足が重いの
ただ
踏み出せばいいだけなのに
押し潰されそうな
自分が居るのは
どうして
詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
視界がボヤけて
周りがわからなくなった
仕方なくメガネを掛けてみたら
怖くなった
全ての視線
全ての声が
向けられている気がして
だけど
同時に
何が見えてなかったのかもわかったよ
曇り空ばかり見て
うつむいていたこと
少しだけ視野が広くなった気がした
ある夏の日
詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
お疲れ様です。
ガタンゴトンと揺れる車内で
睡眠中のリーマンさん。
雑談に華咲かせる学生さん。
携帯打ち込むOLさん。
音楽鑑賞中のお兄さん。
読書中のお母さん
お母さんの膝で寝入ってる赤ちゃん。
今日もあなた達のおかげで
この国は生きています
ありがとう
お疲れ様です。
そして
明日もまたお互い頑張りましょう。
縁の下の力持ち同士
詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
砕けて
散ったモノは
たとえ全部拾い集めても
どんなに綺麗に再現しても
元には戻らない
だってそうでしょう?
あなたはそんなに傷ついているのだから
だけど
新しく創ることはできる
傷付いたあなたにも
それはきっと
優しく隙間に入り込んで
元に近い状態にしてくれる。
詩人:妃芽イチゴ | [投票][編集] |
孤独が好きとか言ってさ
ホントは傷付きたくないだけ
他人なんかどうでも良いって言ってさ
ただ裏切られたくないだけ
明日が嫌なのは
乗り越える自信がないから
昨日を忘れたいのは
抱えきれないから
結局は自分を守りたくて。
理由を並べるんだ。
他人を羨ましく思っても
慈しむ気持ちはない。
まだ此処に立ち止まってる限り。
あぁ平和郷は何処に
もしかしたら、もう通り過ぎたのかも知れない。
鏡で後ろを見てみようか
振り返らずに様子を伺うズルイ方法で。