君と一緒の時間

涙は決してみせない事

いつも強くいる事

弱いところは気づかれない事

ずっとずっと君の為だと思っていたのに・・・君は私をボロ雑巾のように捨てた

それでも君がいなくなっても大丈夫とみせたかった

でも・・・

平気でいられる程強くなくて、取り乱すほど弱くない

あの時捨てられなかったプライドが今の私のプライドになる

あの日から君は自分を責めてばかりだね

もう２年・・・・

あの日から君は笑わなくなったね

まだ２年・・・

それでも一番近くで君を見てきた僕の時計は２年前のあの日で止まったまま

もう君に君を解放してあげてほしい

自由にしてあげてほしい

それから君の心に少し余裕ができたなら僕の時計を動かしてほしい・・・

いつもの事だと・・・思っていた

いつものケンカだと・・・考えていた

明日になればきっとまたいつもの二人に戻ると・・・思っていた

・・・・でもあなたは戻らなかった

それどころかあなたは別人のように私を拒絶した

全ての思い出さえも奪うように・・・

人はそんなに簡単に人を切り捨てる事ができますか？

愛はなくなっても情だけは残りませんか？

私はそういう人の痛みをわからないような人生で終わらせたくない

だから私があなたを捨ててあげる

もし、もしもこれから先あなたが輝く花を見つけたら毎日お水をあげて下さい

一日でも忘れたら枯れてしまいます

もし、もしもこれから先あなたが限りない光を見たら毎日その光に触れて下さい
そのままにしておいたらその光は直ぐに消えてしまいます

もし、もしもこれから先あなたが捨てたものを見つけてしまったらまた同じ場所に捨てて下さい

早く捨てなければあなたもその捨てられたものも新しい持ち主さんを探す事が出来なくなってしまいます

もし、もしも生まれ変わったらお互い見つからない場所に身を潜めましょう

見つけられてしまったらまた私は毎日が不幸になってしまうから…

あなたと一緒の時間の中で私は優しさをもらいました。

あなたと一緒の時間の中で私は幸せという時間をもらいました。

あなたと一緒の時間の中で私は我慢という孤独を知りました。


あなたと一緒だった時間の中で私は自分を無くしました

あなたと一緒だった時間の中で私は自分の心を失いました。

あなたと一緒だった時間の中で私は思いやりを捨てました。

最後は、貴方を手に入れて幸せという錯覚縛られて
失ったものの方が大きかったという真実を知りました。

立てなくなるくらい殴ってやりたい程腹ただしいのに毎日我慢してんの

張り倒してやりたい程むかついてんのに毎日我慢してんの

歯食いしばって悔しい感情を毎日押さえているの

だからもうそっとしておいてください

私を貴方の記憶から消してください

私の最後のお願いです

お願いします

もうわたしは駄目かもしれない

大丈夫と思っていたけどほんとはもう駄目かもしれない

毎日が輝かない

毎日が重い

朝がくるのがかなしい

太陽が眩しすぎる

心が淋しい

居場所が見つからない

あのとき自分の気持ちに正直にいればよかった

あなたに謝りたかった

ごめんなさい・・・と

あなたに許してほしかった

もうわかったよ・・・と

今は後悔という時間に縛られて苦しくて仕方ない

思いだしたら君が私のヒーローだった

成人式の日も彼氏に振られた日も

仕事が辛かったあの瞬間も・・・

飛び上がりたくなるほど嬉しかったあの瞬間も・・

いつも私のそばには君がいた

君のそばにも私がいた

これからは私がいつも君のヒーローでいたい

ヒーローになりたい★

君といた時間の中で失ったものは

愛でもなく

時間でもなく

思い出でもなく

私の心だった・・・

哀しいのは、失った心をもう取り戻せないという事。

今までの自分に戻れないという事。