詩人:mimi | [投票][編集] |
貴方に会って私は一瞬のうちに恋に落ちた。
さっき別れたばかりなのにまた逢いたくて逢いたくて仕方ない。貴方の声が聞きたい。貴方に触れたい。
どうにもならないこの瞬間が私は嫌でたまらなくなる。
それから逢えない時間だけ貴方を好きになって、声が聞けない時間だけ貴方に逢いたくなって・・・・
だんだん不安になる。勘の鋭い私の予感はいつも的中してしまう。
貴方の事実を受け止めて私は私の気持ちに鍵をかけた。これ以上好きにならないように電話をしたくならないように、逢いたくならないように、、私の気持ちに気付かれないようにいつも冷静でいられるように・・・
取り乱してしまうほど弱くなくて、平気でいられるほど強くもない。でも私の小さな小さなプライドがいつも私の気持ちの邪魔をする。
逢いたいと云えたならばどんなに楽だろうか? 好きだと伝えられるのならどんなに嬉しいだろうか?
最近はそんな事ばかりが頭の中を駆け巡る。もう疲れたかな?毎日がほんとは苦しいかな?自分に問いただしてもみたくなる。
でも貴方を想わないように、自分を苦しめないように・・・いつもそんな気持ちから逃げるしかない。
神様、翼を無くしてしまった私を助けてください。
もう一度私は羽ばたきいのです。白鳥でなくていい。普通の鳥でいい。あの人のもとから私は飛び立ちたいのです。