詩人:みむりんご | [投票][編集] |
今年もあの桜を
1年前の僕ら
追いかけても追いかけても離れて行く君
近くにいても距離が遠く感じる
桜が舞い散るあの日
昔よく学校帰りによってた公園
2人の影を桜が悲しく舞い散る
新たな旅立ちを春風が知らせてくれるよう
もう会わないと君に伝える
もう会うことはないとあの桜に言う
春の匂いを感じさせるあの頃と同じ春風
でもあの頃の春風とは少し違う
今年もあの桜を
詩人:みむりんご | [投票][編集] |
別れの甘いキスをかわす
別れのキスは少しほろ苦くタバコの味が口にひろがる
少し頬が赤らみをまし玄関をあとにする
わずかな君の匂いと共に夜道を歩く
星の輝きに映る一つの影が虚しさと未来を照らす
立ち止まり唇に手をあて君の感触をなぞる
愛しくほろ苦い味を絡ませる