詩人:†水無月† | [投票][編集] |
貴方に逢いたい…と願えば願う程…
苦しくて 切なくて もどかしい…
逢えない時間は 永すぎて
愛しくて 恋しくて 狂おしい…
携帯を見つめ 僕は呟いた…
『貴方に逢えない苦しみを僕はドコで晴らせば良いのだろう…』
悲しい程に 貴方との時間は早く流れていき
僕の中の時計は止まらずに…
それでも僕は 止められない 時を止めたかった…
貴方と一緒に過ごした この瞬間(トキ)を……
貴方に近づきたいと 望めば望む程
夢と化す 僕の欲望
僕に棲みついた道化は
僕の望まない束縛を 貴方に課す……
一片の淀みも無く
貴方の中を流れる時は
僕の歪んだ心さえ澄んでいく……
僕を見つめる 真っ直ぐな眼差しは
高鳴る僕の鼓動を 更に早くする…
加速した鼓動は 更に叫ぶ…
『貴方に逢いたい……』と……。
携帯越しに交わす貴方との会話…
携帯と文字に託された貴方への思いは
逢えない現実とは裏腹に 強くなり
更に僕を苦しめる…
逢えないのなら 逢いに行く…
逢いたいから 貴方の元へ向かう…
僕の総てを懸けて…
全身全霊の…僕の思いを…
貴方の元へ届けます…
受け取って欲しい 貴方に……
僕の想いと 心を……
貴方に……