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†水無月†の部屋


[3] †勇気†の裏面†
詩人:†水無月† [投票][得票][編集]

僕にあと一欠片の
勇気があったなら

ひと思いに
飛べるだろう

灰色の曇天
建ち並ぶ高層ビル

今日もひたすら考える……
どこから飛ぼう……

僕にあと一欠片の
勇気があったなら

ひと思いに吊れるだろう……

鬱蒼とした雑木林
鴉が僕に
死をほのめかし…
死神を喚んでくる

僕にあと一欠片の
勇気があったなら

貴方を悲しませずに
済んだかも知れない……
あと一欠片の……
†生きる†勇気†が
あったなら…
貴方の涙
見ずにすんだのかも知れない……

僕は弱いから……
いつも
†死†という
楽な選択肢を
選んでしまう……

†新月†の夜
僕は………
白銀の刃を持って

涙を流してた……

血の涙……

死は怖くない……

死ぬ†勇気†なら
沢山あるよ……

さぁ…†死神†さん
僕を連れて行って下さい……

そして………


二度と………


転生出来ない様に……

†神様†にお願いするよ…

2006/11/18 (Sat)

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