詩人:みに☆ | [投票][編集] |
安っぽい
歪な
塊は
ころころと
坂を転がって
でこぼこと
形を変えていく
涙をながした数だけ転がって
悩んだ数だけ大きくなった
塊は
あたしの心の核
変化を繰り返した塊は
強く
逞しく
美しい
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だいすき
すき
らぶ
これからいっぱいあなたに伝えたい
これまでいっぱいあなたに伝えた
…だけど
まだあなたに伝えられない言葉がある
「愛してる」
まだ照れくさくて言えません…(笑)
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あの日編んだ
花の冠と首飾り
白いあの花は
フワフワと
あたしをお姫さまにしてくれた
あの日必死になって探した
四ツ葉のクローバー
三ツ葉の一枚をさいて
四ツ葉にして笑った
ずっと子供のままでいたかった
おままごとして
ごっこ遊びして
女も
男もなくって
みんなで笑いころげて
最高だったね
過ぎてしまえば全てが薔薇色
美化されまくり
覚えているけど
忘れてしまった
もう冠は編めない
大人になんてなりたくなかった
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ひらひらと
舞い散る桜の花びらを
掴もうとして
必死になった
幼いころ
いくら手を振り回しても
いくら背伸びをしても
ひらひら
すり抜けて行く
幸せは掴めない
桜の花びらのよう
足元の花びらには目もくれず
空から降ってくる花びらだけを掴もうとした
あしもとを見てごらん
わたしを見てと泣いている
落ちた花びら
両手ですくってごらん
もう泣いてなんかない
あなたがあたしに気付いてくれたから
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無責任に頑張れなんて言って
ごめん
そばにいられなくて
ごめん
会いにいけなくて
ごめん
先に寝てしまって
ごめん
キツイこと言って
ごめん
わがまま言って
ごめん
あやまってばっかりで
ごめん
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あなたと
あたし
きっと初めてじゃないわ
ねぇ?
きっと昔々から
あなたとあたしは
出会っているのよ
だって
こんなに愛しいもの
こうなったのは初めてじゃないのよ
体が覚えているの
細胞が覚えているの
もしかしたらひとつだったのかもしれない
そう思わない?
あなたとあたし
不思議なもので繋がってる
分かれ道はいくつもあった
だけど今もひとつの道を歩いてる
きっとこれからもそう
あなたとあたし
ハジマリはひとつ
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仰向けに寝ころんで
大きく伸び
横向いて
フゥッと溜め息
会いたいな
目を瞑る
あなたを思い出す
頭を撫でる
あったかい掌
ぎゅっと抱き締めると
ギリギリ手がまわせる
見上げるとすぐ顎
髭がジョリジョリ
瞑っている目を更にぎゅっと瞑る
…寝よ
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あなたの為に選んだの
あなたに喜んで欲しくって
なのに
あなたはササーッと剥がしてく
あらら
せっかく選んだのに
新しいのに
あらら
ポイされちゃった
かわいいのに
あらら
そう、あなたは興味ないのネ
でも
ちゃんとかわいいって
あたしに言ってくれるから
よしとしましょうか