詩人:みに☆ | [投票][編集] |
つめたい
コンクリートの
堤防に座って
遅くまで
よく
喋ったよね
冬は
決まって
ホットのミルクティーを買い込んで
煙草が足りない時は
分けあって
いつもライターを忘れるあたし
愚痴や
くだらない笑い話なんかで
軽く2〜3時間
お腹冷やしたり
風邪引くんじゃないかと思うくらい寒い日もあったね
いつのまにか
あたしたちは大人になっていて
気軽には集まれなくなった
ねぇ
いつの日か
話したよね
結婚しても
子供が出来ても
おばあちゃんになっても
この海で
くだらない話をしようって
本当にそうなればいいね
そしたら
あたしたちの子供も堤防で話す日が来るかもね?
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あたしはクラゲ
ぷかぷかと
あてもなく
漂うクラゲ
浮かんだり
沈んだり
なぜか
海は
暖かく
ぷかぷか
とってもいい気持ち
そんな夢を
あなたの
おなかの上で
見ました
浮かんだり
沈んだり
とってもいい気持ち
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いつか
きみと暮らせる日を
夢みながら
日々を過ごす
いつかの日に
確実に近付いていると信じて
決して
立ち止まるな
前をみろ
前だけをみてろ
みてろ
幸せに
なってやる
いつかね
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寒い夜
あなたの布団に
もぐりこむ
そしたら
あなたは
反射的に
ぎゅっと
抱き締めてくれる?
はやく
そんな日が
くればいい
今夜も寒いから
星がとても
きれい
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あなたがいれば
それだけでいい
たとえ
世界が壊れても
あなたとふたりで
ひとにぎりの種と
思い出を持って
あの山へ
逃げよう
あなたがいれば
あたしが生きる糧になる
そして
あたしもあなたが生きる為の糧になろう
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今日も
昨日も
地球はまわるよぐるぐると
一体
あなたは何回まわってきたの?
明日も
明後日も
あなたはいつまでまわるの?
ねぇ?
相談なんだけど
まわってばかりいないで
あたしとあの銀河の端を目指してみない?
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無駄に吹く風よ
どうか
あたしの
不安も
悲しみも
寂しさも
すべて吹き飛ばして
そして
あたしの想いを
あのひとに届けて
大好きだと
愛しいと
あのひとに伝えて
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ねぇ神様
これはすべてあなたが決めたことなの?
それとも自分が選んだ結果?
それとも第三者のシナリオ?
ねぇ
教えてよ
なぜ生と死があるのかを
聞かせてよ
愛と憎しみがあるわけを
説明してよ
なぜ争わなくてはいけないのかを
なぜ
永遠がないのかを
誰か教えて