詩人:みに☆ | [投票][編集] |
つめたい
コンクリートの
堤防に座って
遅くまで
よく
喋ったよね
冬は
決まって
ホットのミルクティーを買い込んで
煙草が足りない時は
分けあって
いつもライターを忘れるあたし
愚痴や
くだらない笑い話なんかで
軽く2〜3時間
お腹冷やしたり
風邪引くんじゃないかと思うくらい寒い日もあったね
いつのまにか
あたしたちは大人になっていて
気軽には集まれなくなった
ねぇ
いつの日か
話したよね
結婚しても
子供が出来ても
おばあちゃんになっても
この海で
くだらない話をしようって
本当にそうなればいいね
そしたら
あたしたちの子供も堤防で話す日が来るかもね?