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栢徠の部屋


[118] きっとそれが愛なんだ
詩人:栢徠 [投票][編集]

いつもの様に駅前の時計台で待ち合わせ

遅れてやって来たあなたは私を抱きしめた

「こんな処にいた…
こんなすぐ近くにいたんだ……
ようやく、みつけた…」

私には言葉の意味も流れる涙の理由もわからなかった
だから、私は抱きしめかえして言った

「私を見つけてくれてありがとう」

ようやく私達はお互いを見つけた

きっと沢山の他人の中で私の事を捜してくれるのは当たり前じゃないんだね

きっとそれを人は「愛」や「恋」と呼ぶんだろう

2007/06/20 (Wed)

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