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栢徠の部屋


[129] 闇に包まれて
詩人:栢徠 [投票][編集]

真っ暗な闇の中
顔を上げると悲しそうに俯く君が居た

私が名前を呼んでも君は俯いて歩みを進めるだけ

慌てて追いかけて行っても距離は縮まるどころか離れるばかり

お願い……待って……
置いていかないで……
置いてかないで!!!!!!


目を開けても
それが夢だと気づくのに恐ろしく時間がかかった
あなたは……あの夢のように寂しそうに俯いていないだろうか……

2007/06/30 (Sat)

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