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栢徠の部屋


[176] 時流れて、桜舞う
詩人:栢徠 [投票][編集]

ふと気が付けば
桜は満開の季節を過ぎていて
強い風に揺れる枝から
花びらが舞っていた

もう、入学式は終わった筈だ
君はここに居ない
それは君が選んだ道

まだ、入学式はしていない
私はここに居る
それは私が選んだ道


電車を待つ私に届いたメール
真新しいスーツに包まれた君
いつもの笑顔でそこにいた



誰も居ない駅のホーム
時は流れて、桜が舞った

2008/04/12 (Sat)

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