ホーム > 詩人の部屋 > 栢徠の部屋 > 闇は紅くて 神現れず

栢徠の部屋


[194] 闇は紅くて 神現れず
詩人:栢徠 [投票][編集]

溢れ出すは赤い孤独
包み込むは暗い絶望

独りになりたくて
一人路を歩いて
赤を美しいと感じたは一瞬

溢れた赤は真紅に染まり紅くなる
闇に紛れて全てが消える


愚かの神は人を笑い
最後に残るは真白い屍

2008/12/08 (Mon)

前頁] [栢徠の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -