詩人:栢徠 | [投票][得票][編集] |
あなたが居なくなって迎えた二度目の春
ポストに届いたのは居なくなった君からの手紙
信じられ無くて封を開ける手が震えた、天国からの手紙
『春の花に囲まれて、笑顔を見せてくれる君が好き
夏の暑い日射しの下で、青空を眩しそうに見上げる君が好き
秋の紅葉の中で子供の様にはしゃぐ君が好き
冬の雪が舞い落ちる中、寒さで頬を赤らめる君が好き
四季の中で輝く君が好き』
薄い青地に白い羽根が描いてある便箋に綴られた言葉
読み終わった私は溢れる涙を止める事が出来なかった
明日はお花見に行こう
あなたとの思い出はまだ辛いけど、きっとまた笑える
ありがとう、私の一番大切な人