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栢徠の部屋


[32] さようなら
詩人:栢徠 [投票][得票][編集]

真っ暗な闇の中にいた

あぁ、これは夢だ


そう思った瞬間君が私の前に現れた

君は何かを言った
けど声は聞こえなくて・・・

私が聞き返した瞬間目が覚めた


目覚めの原因となった携帯電話に出る

そこで君が逝った事を知った


携帯から聞こえる声を聞き流しながら君の口の動きを思い出す

確かに君の口はこう動いてたんだ


『さようなら』と・・・

2007/02/08 (Thu)

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