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カナリアの部屋  〜 新着順表示 〜


[13] 夏の夜
詩人:カナリア [投票][編集]

頭が痛いわ
ガンガンするの

ちょっと音楽
『止めてくださる?』

今夜は静かに眠りたい

やけに背の高いあの靴を
今夜は抱き締め眠りたい

踊ることにも疲れたわ
だから今夜は… お休みなさい
だから今夜は… 貴方の元
へ『泊めてくださる?』

2005/07/17 (Sun)

[12] 恋焦がれて
詩人:カナリア [投票][編集]

好きです
好きです

まるで呪文の様に
そう唱えれば
君が手に入ると思ってた

好きです
好きです

恋焦がれて君に焦がれて
灰になるしかないならば

君のタバコの先に…
赤く火種を灯し
灰になる

2005/07/17 (Sun)

[11] 赤い靴は月明かり浴びて
詩人:カナリア [投票][編集]

貴方は 舞台に立つ人だから
私は そこには上がれないから

同じリズムで 同じステップ踏むことなんて
『不可能』でしか ありえない?

今宵も月明かりに照らされて

私は一人 踊り明かす…

この赤い靴履く足が
もげればいいと
願いながら

2005/07/17 (Sun)

[10] 愛しているなんて
詩人:カナリア [投票][編集]

愛しているなんて
言わないで

その言葉は私を
弱くする

貴方に寄り掛かって
しまいそうになるの

だから
お願い
愛しているの代わりに
私の背中を押して下さい

2005/07/17 (Sun)

[9] 魅せられて
詩人:カナリア [投票][編集]

もし 無傷の明日が
私を待っているのなら
今日は私のすべてに 傷を
付けてみましょうか?

けれど 今日は明日に繋がっていて
たった一日じゃ傷は癒えない

ならば 傷を負って迎える
明日に
君という薬を置いておこうか

そんな明日が待っているなら
私は頑張れる

例え 致命的な傷を 負ったとしても…

2005/07/15 (Fri)

[8] 夜風に吹かれて
詩人:カナリア [投票][編集]

夜の散歩道

今日も月はかくれんぼ

君に会えない 夜はまるで

寝場所を無くした 捨て猫みたい

いつからだろうか

心が君でいっぱいになったのは

いつからだろうか

その気持ちを恋と呼んだのは

君を想い 夜風に吹かれて

僕は月を探す

月の兎が 恋しくて

2005/07/14 (Thu)

[7] 綺麗事で彩る
詩人:カナリア [投票][編集]

綺麗事ばかり詩(うた)って
それでいいのか?

地球最終幕はもう始まっているんだよ

でも だからこそ 綺麗事を 詩わせてくれ

2006/06/23 (Fri)

[6] 代えがたきもの
詩人:カナリア [投票][編集]

アナタの代わり
貴方の代わり
貴女の代わり

君の代わり
君たちの代わり
僕らの僕にくっつく『ら』の代わり

いるんだよ

でもね 代えがたい

他の誰かじゃ 詩(うた)えない

だから 代えがたい
いや 欠け 代えない

2005/07/14 (Thu)

[5] 君の自転車
詩人:カナリア [投票][編集]

君の自転車の後ろに乗って

馳せる想いは風に吹かれる

『しっかり捕まっていろよ』
なんて 君が言うから…

私は祈るの
どうかこの心臓の音が

君に聞こえてしまいませんように

夏の思い出
あの河川敷に今尚残る
君と私と自転車の残像

2005/07/14 (Thu)

[4] 夏がくれば
詩人:カナリア [投票][編集]

君色想いに時馳せて

遠くに聞こえる蝉の声

二人の手と手は汗で湿り帯び

なぜかな

日が延びるにつれて

夜が恋しい

2005/07/14 (Thu)
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