詩人:カナリア | [投票][編集] |
イカレた魚が
宙を舞い
餌となった☆は消え果てた
猛スピードで走る
亀は突然
甲羅を脱ぎ捨て
海へと溶けた
酔いどれの鳩に
起こされて
アルコールに沈んだ
あたしの肉体
月の光にさえも
嫌われて
日に日に
青紫へと染まっていく
今何時なのだろうとか
今日は何曜日なのだろうとか
気になるのは
天気ぐらいで
あれからどれぐらい?
そしてあとどれぐらい…?
クダラナイから
もう考えないよ
イカレた魚は太陽によって焦がされ
海に溶けた亀は塩水と化した
酔いどれの鳩が唄う
歌だけが
今のあたしの癒しとなって
小さな錠剤を
気の抜けたBeerで流し込みながら
あたしも夢心地
鳩と一緒に歌唄う