ホーム > 詩人の部屋 > カナリアの部屋 > 金木犀

カナリアの部屋


[28] 金木犀
詩人:カナリア [投票][編集]

君の夢を見ました
“私と君”
二人で手を繋いで
ただ歩いていました

いつしか日が暮れて
気が付いたら君はいなくなっていました

目が覚めて
君を探したけれど
現実の世界にも
やっぱり君はいませんでした

金木犀の香りが私を酔わす

夢でしか逢えないのならばもう二度と
君の夢は見たくない

2005/10/28 (Fri)

前頁] [カナリアの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -