空を仰いで
君からの想いを
紡いだ枝木
色は鮮やかに
筆先の行方は
布に包まれし柊
木の実を
運びましょう
君は鳴く小鳥
霞みゆく日よ
どこにも行かないで
どうかここにいてください
まだ一人では歩けそうにないから
どうかここにいてください
空を悲しんで 唄う想いは
綴りしことのは
色は滲みだし
足先の冷たさ
涙の陽炎
この身を
休めましょう
君は泣く小鳥
微かに浮かぶ
あの日の残像
どこにも行かないで
どうかここにいてください
まだ一人では笑えそうにないから
どうかここにいてください
君は柊
守り神の命よ
2005/11/16 (Wed)