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匡恩の部屋


[1499] 隣にいるはずの君に
詩人:匡恩 [投票][編集]

行き交う人混みの中で
知らない誰かに
君の顔を重ねる

振り向けば
後ろから君が
追い掛けてくるような気がして

僕の手をとって
ひっぱってくれそうな気がして

何回も立ち尽くす

君は今隣にはいないのに
君という空気だけは傍にいる

君に会いたい
傍にいたい

早く来て

僕のこの気持ちを
抑えられるのは
君だけだから

2003/04/18 (Fri)

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