ホーム > 詩人の部屋 > シアの部屋 > 求

シアの部屋


[122] 
詩人:シア [投票][編集]


ひたすら沈黙

無言で流れるその滴は
私の弱さを物語る


身勝手な痛みだとは百も承知

君にすべてを求められわしないなど
わかりきっていた事



優しいフリをしても
君は私がいくら求めようと
結局は口付けで誤魔化すの



私が求めるモノは

沈黙を破る音

眠ってしまっただなんて言わないで

静寂を打ち切って



私は冷たい機械をひたすら睨む

君からの言葉を待つわ


寂しくて寂しくて寂しくて

ただ無償の愛が欲しい

2007/01/05 (Fri)

前頁] [シアの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -