ホーム > 詩人の部屋 > シアの部屋 > 眼。

シアの部屋


[39] 眼。
詩人:シア [投票][編集]

突然の雨で、

髪の濡れた君が

階段をかけ上ってきた。


眼があった。

ボクは固まった。

ボクは慌てて眼をそらした。



できるコトなら見つめ返したい。

でも、

汚いモノを大量に焼き付けたこの眼では
君を見つめ返すコトなんてできなくて。



そんな、
綺麗な眼で、

ボクを見ないで

2005/06/28 (Tue)

前頁] [シアの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -