ホーム > 詩人の部屋 > 薔薇野原 雅の部屋 > Identity

薔薇野原 雅の部屋


[8] Identity
詩人:薔薇野原 雅 [投票][編集]

幸福(しあわせ)の欠片
曖昧な記憶の片隅に残して

形のない 何かを求め続けた

空虚な心に 自分らしさを

誰かの為に生きていけるのなら

僅な問いも 浮かばせる暇もなく

朝を迎えるはずなのに…

流れていく涙の理由(わけ)を

いつまでも心に閉ざして

悲しみに 居場所を創っていた

これが自分らしさだと

誰かを本気で愛せるのなら

殻に閉じ籠る 暇もなく

朝を迎えるはずなのに…

What am I
What is life
What is die
What is poem
What is song…

I can only see the pain…

誰かの為に生きていけるのなら

僅な問いも 浮かばせる暇もなく

朝を迎えるはずなのに…

今も心に 自分らしさの花を咲かせられなくて

2013/12/12 (Thu)

前頁] [薔薇野原 雅の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -