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ハチミツの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 回避する。
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今日君に言われた。

『いつまで逃げる気?』

痛かった。
いつも考えていたこと。
変えなきゃいけないと思ったこと。
他人から言われたことなんてなかった。

『なんで気付いたの?』

的確な言葉ほど心に響く。
衝撃。
確信を突かれる恐怖。
核心を突かれる恐怖。
僕はそれからも逃げてしまった。
無言という回避。

僕のズルさ。

君は僕を突く。
深く。
強く。
いつか僕はそれさえも
快感に感じてしまうだろう。

最後のズルさ。

2004/11/27 (Sat)

[2] 守りたい
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大好きな人を守りたい。

僕はそんなこと考えたことがなかった。

いつも

僕は守られる側でいたかった。

僕はわがままだから。

でも

そんな僕が

君を守りたいと思った。

君と一緒にいると

いつも

守ることを考える。

大好きだから。

君を危険から守ってあげたい。

初めて他人を守りたいと思った。

守りたい人がいるなんて

なんて素晴らしいことだろう。



笑わないで聞いてくれる?

僕は

君の

騎士になりたいんだ。

2004/11/28 (Sun)

[3] 高校生の浮気
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ドキドキ
心音が速い。


だって君が手を繋ぐんだもん。
私の手を
そっと握るんだもん。


私じゃないでしょ?
握る相手間違ってますよ。
彼女はどうした。

何考えてるの?
教えてよ。
脳みそ解剖して見てやりたい。
わかんないよ。


でも

なんで私は振りほどけないんだろう。


このまま


連れ去ってくれていいんだよ?



でもそれだけ。
やっぱり高校生だね。


ドキドキ
心音が速い。

2004/11/28 (Sun)

[4] テスト
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テストって
なんでやるんだろう?

学力って
なんで必要なんだろう?

そんなものじゃ
計りきれないものがあるじゃないですか。

僕の器を

君の価値を

そんな紙切れで決めないでよ。


ねぇ先生?

僕間違ってるの?

僕は何点なの?

ねぇってば。

応えてよ。

答えてよ。

2004/11/28 (Sun)

[5] イレモノ
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嫌だ。
本当は嫌だよ。
僕は嫌なんだよ。

僕は
こんなこと
気持ち良くもなんともない。

でも

君は気持ち良いんでしょ?
嬉しいんでしょ?
悦ぶじゃない。
だから我慢するよ。

僕は君が好きだから。


君が悦んでいても
君が絶頂感を味わっていても
僕はちっとも楽しめない。
痛みに耐えるだけ。
これじゃ僕は君の器だ。



そして

君は歓喜の声を僕に注ぐ。

これじゃ僕は
イレモノだ。

君のイレモノだ。


僕が好きな君は君だ。
君が好きな僕は





イレモノだ。

2004/11/28 (Sun)

[6] 永遠の愛
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永遠の愛が欲しいと思った。



僕は君が好きだった。

好きで好きでたまらなかった。

口には出さなかったけど。

君も僕のことちゃんと好きだと思ってた。

僕らは互いに愛し合っている。

そう思っていた。



終りが来た。

それは突然で

まだ子供だった僕は

すぐにはわからなかった。

でも

だんだん実感が湧いて

寂しくなった。

繋がるのは時間がかかるのに

切れるのはこんなにも簡単なんだ。


切れたところが痛いよ。

膿んできそうだよ。


君が言ったことは全部

全部嘘だったの?

一緒にいる約束も

愛の言葉も

あのくちづけも

全部嘘だったの?

もう

何も信じられないよ。


弁解してよ。

頼むから。



永遠の愛が欲しいと思った。

君が誓ってくれた

あの愛が

永遠が

もう一度欲しい。

2004/11/28 (Sun)

[7] 生と死と死。
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いつからだろう。
死ぬことが怖くなくなったのは。

いつからだろう。
生きることに疑問を覚えたのは。

いつからだろう。
死にたいなんて口にするようになったのは。

いつからだろう。
生きることが苦痛でたまらなくなったのは。

いつからだろう。
闇を愛しく感じたのは。

いつからだろう。
光を眩しく感じたのは。

いつからだろう。
自分が憎くてたまらなくなったのは。

いつからだろう。
他人が愛しくてたまらなくなったのは。

いつからだろう。
死にたいと願う人の気持ちを考えるようになったのは。

いつからだろう。
生きたいと願う人の気持ちがわからなくなったのは。

いつまでだろう。
こんな退屈な日々を生きるのは。

いつまでだろう。
私というクダラナイ物体が存在し続けるのは。

一層

楽にしてくださいませんか?

2004/11/29 (Mon)

[8] ぼくらのケーキ
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人生はケーキです。

君はスポンジです。

君の思い出達は
生クリームです。

君が一生のうちに
出会ったり別れたりする人達は
イチゴや砂糖菓子です。

君は
スポンジに
生クリームを塗って
イチゴや砂糖菓子で彩りを添えます。

出来上がったケーキは
おしいかったり
まずかったりします。

まだ未完成なケーキを味見してみて。

どんな味かな?

きっとおいしいと思うよ。

2004/11/29 (Mon)

[9] 大好き!
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大好きだよ!

世界で一番君が好き!

頭の上から

足の先まで

全部大好き。

君がいれば何でもできる。

どんなことも頑張れるよ。

ずっと一緒にいたいね。

でもね

照れるもん。

教えてあげないよ

この気持ち。

だけど大好きに言葉はいらないよね?

抱きしめれば伝わるよね?

言い訳がましいかなぁ…。

じゃあ一回しか言わないからちゃんと聞いててね。


大好き大好き大好き大好き大好き大好き大大大好き!


くどい?

2004/11/29 (Mon)

[10] 
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嗚呼。
オチテイクヨ。
下は暗闇。
底が見えない。
不安が僕の腕を掴む。
なぜか安心した。
オカシイナ。

嗚呼。

嗚呼。


オチタヨ。


ヨカッタ。


モウナニモコワクナイ。

2004/12/05 (Sun)
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