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蜜稀の部屋


[45] 劣等感
詩人:蜜稀 [投票][編集]

君の背中に爪を立てた
その後ずっと君は傷跡を気にしてた

自分は何をしたんだと
自問自答したけど
結局答えは見つからなかった

わかったのは
自分が劣等感の塊りで
そんなときの自分は
なんでも出来てしまいそうな気がすること

君は何にも言わなかったけど
あの時
罵倒してくれれば
あぁ、と自分を哀れな目で見ることが出来たのに。

2005/05/15 (Sun)

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