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蜜稀の部屋


[48] 手枷の向こう 白濁した青空
詩人:蜜稀 [投票][編集]

鉄柵の向こうに見える白濁した青空
この手枷を引きずってでもかけ寄りたいと 思う

どこからか垂れてくる雫が有る

どこからか聞こえてくる歌が有る

重りのついた手枷を引きずって上を目指す

そこに見えるのは 神の涙か
そこに響くのは 天女の歌か

最後を上りきった時 目を覚ます

2005/06/05 (Sun)

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