詩人:蜜稀 | [投票][編集] |
この世に 最低がないかわりに 最高がない
だから、 どこまでも どこまでも
僕たちは探しながら 歩いてく
最高を探しながら 最低の近くを
僕はそれでもいいんじゃないかと思う
最高がないのは とても残念なことだけれど
それでも、 僕たちは
最低に触れずにすんでいる
ただ、 神というものは イヂワルで
僕たちを 神という 存在の 近くに寄せず、 一人でいる
一人はとても さびしいというのに
僕たちは 神のおかげで 最低に触れずにすんでいるけど
それと同時に
最高にも近寄れない
神は最高を知りながらも
最低をも知り尽くす
神は気高く、 イヂワルで
そして、 とても愚か。
まぁ、神が愚かなら
僕らはもっと愚かだろうが
最高と最低を知り尽くすもの
それが神。