不安に追いかけられた夜の端をちぎってここに書き溜めよう待ち伏せする太陽にひるまぬよう追いかけてくる月明りにつかまらぬよう夢の先端はいつも日常への入口だそれは束の間の安心とさらなる恐怖瞼の葛藤もう濡らさない月が私を監視する
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