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微笑人の部屋


[77] お食事
詩人:微笑人 [投票][編集]

爪の先が黒く裂けてさながらフォークとでもいいましょうか
きみの襟足をこいつで掴んであとは剥ぐだけ
それはさながら最後の晩餐でしょう

きみが空っぽになるならば私は焼かない
どうか逃げずに私の中へいらっしゃいよ

マリアは痛悲な涙を流したでしょうが
私は最高に幸せで笑みを隠せません

逃げずにいらっしゃいよ
私が突いて裂いて焼いてあげましょう

2004/08/25 (Wed)

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