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万田 海斗の部屋


[264] ちいさな ありがとう
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

小さいけど、ありがとうを

消えかかりながらも
あなたに受けて欲しい


しょうもない俺

夏が終われば
やはり さびしい


揺らぐ背中

こんな俺を
つまみ上げて磨いてくれる
あの人を慕って

ふるえ しびれ 泣ける夜



月の裏側か?

草葉の木陰か?
どっかに 気が隠れてしまってて、

自己嫌悪の日々


ごくわずかな引っかかり
はなの動きとか

くだらんことにつまずいて
素性が汚れて見える

しょうもないけど、何とか立ってるよ


こうして、かまって もらえているうちに、
かたさが ほぐれてくれれば いいけどね

2009/08/16 (Sun)

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