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万田 海斗の部屋


[327] 膨らむ胸
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

春がすみに  歌声ふるわせ、
透明なピュアを見た 冬の夜に さよなら

今度の冬は もっと大きく笑おうね


さあ、
また 夏に帰って、会い直しましょう
シャープなピュアさに 喜びが あるかも知れない

ビーチの輝きは、太陽の初キス
すねたサンシャインが、岩場に逃げ込んで、追っかけるスリル

カニやヒトデの頭に化けて はしゃごう
南国ゆき、冬氷・忘れ号、発射!

肩ぐちから、寒さがゆるむ

深く眠る 宇宙の星を 純粋な人間魂で くすぐれ

春へ向かう 風だまりの 甘い感じ
ラブピンクな、君キャラの ぬいぐるみ・寝返り、むずがゆい


丘のうえで、3,4人で自転車を持ち寄って
息を吐き、しゃべってる夢を ゆうべ 見たよー

ともかく
気持ちを分かってもらえて、うれしい
爆発的に 激しく吐き出す思いなら、くっきり青春も てごたえがあって

15歳の身体で、息を吸ってばかりなのは ちょっと苦しい
人の話をよく聞くのは つらいし、
頭の中が 混乱してくるから 

遠い目をして、とがった感覚になる思春期、
情熱の恐竜を 湖・海・山で さがした幼稚園・経由で、
出会える春に、拍手と握手 しよ!

2010/02/18 (Thu)

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