詩人:雪 刀寿 | [投票][得票][編集] |
お父さんとアコーディオン大会
安物のピーピー鳴る楽器で 酔狂の夜
「楽しかった」と珍しく目が下がる
冬の白い風が吹く ホワイトクリームの香りが爽やかで
なぜか、チョコレートアイスを頬張りたくなる団欒
じっとしてないで歩こうよ
これは素敵なお祝い傘だよ
弁当箱のようなあなたの笑顔を ひざしに吹き抜けるイラストになりそうなイメージ
ノートのはじっこに思わず落書きした
思春期に学校で体育館への道、通路を通るとき 声かけてくれた
友だちの背中を追っかけた昼下がり
思いのプレゼントは、お休みに見る星光だね
君のくれる笑顔が いつも、とっても あったかいから
今日も恥ずかしがりそうで とどまって、
逆光線の宝石を 胸にいだく、眠りの中が心地いいだろね
よく寝ましょう