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万田 海斗の部屋


[391] 小さな恋を拾うピエロ
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

お父さんとアコーディオン大会
安物のピーピー鳴る楽器で 酔狂の夜

「楽しかった」と珍しく目が下がる

冬の白い風が吹く ホワイトクリームの香りが爽やかで
なぜか、チョコレートアイスを頬張りたくなる団欒

じっとしてないで歩こうよ

これは素敵なお祝い傘だよ

弁当箱のようなあなたの笑顔を ひざしに吹き抜けるイラストになりそうなイメージ

ノートのはじっこに思わず落書きした


思春期に学校で体育館への道、通路を通るとき 声かけてくれた
友だちの背中を追っかけた昼下がり

思いのプレゼントは、お休みに見る星光だね



君のくれる笑顔が いつも、とっても あったかいから
今日も恥ずかしがりそうで とどまって、
逆光線の宝石を 胸にいだく、眠りの中が心地いいだろね

よく寝ましょう

2010/11/08 (Mon)

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