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雪 刀寿の部屋


[393] きこえないメロディー
詩人:雪 刀寿 [投票][得票][編集]

読めない詩は、空中を ただよっている。

君の声が浮いて、あえぐように
それは きこえない歌

ただ、静かに黙って、うなる気


人間を責め、
天国を疑う。

反骨心を まとわりつかせて、人生を やぶにらみする。

まるで 世界で初めて、一人だけで子ども生む、気張り
あたかも 歴史で最後に、育った愛を憎んでしまう、恩赦
決めつけられた思い込みを ほどいて、死後を詩で言いたい。

2010/11/14 (Sun)

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