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万田 海斗の部屋


[484] 未来へのアプローチ
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

まだよく知らない事を知ってゆく 思考作業のプロセスは、

最初から二回目にうっすら接すように、

自分の力で分かってくる。



自分の中から理解が湧いてくる。



かつで既に思ったことあることを繋げてゆく。

幼い日の探究心。



少しきいたことある。

ちょっとわかってくる。

自分で確かめたくなる。

行動を促す。わがままを押し出す、強気な前進!



前にある何かの姿に、自ら息を合わせてみる。

敏感な視点が違ってくる。

あるポイントを深めてゆきたくなる。



くもりぞらが晴れてくる。

どことなく、見えないものが見えてくる

心が新しいものへアプローチする。



同じ、この人間が属する自然界共通の、似ている風景の風情と声色。




地球の箱中にある身体で、歴史の時間のたった今、人類が見たものに触れている。



てごたえなくして、生きている命の心は語れない。



初めて歩いた校庭の明るい陽射しは、腕白を大手を振って受け入れてくれる大らかな父親に見えた。

裏山から差し込む春の日差しは、食べ物も旅も 準備された、怪獣・恐竜への育成と共に、自分が愉快な竜巻になれるように仕向けられた、面白いエネルギーのお誘いに思えた。



あたたかな世界の空間が、頼もしい時間を連れて、また ありったけに生きようという勧誘にやって来る。

2012/04/18 (Wed)

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