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万田 海斗の部屋


[565] 中へめり込んだ気持ち
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

まだ裏切られてもいないのに 引っ込む気持ち

愛を語るまでにも 届かない

信じることを知らない

期待はしてるんだけど、夢で終わる

失ってもいないのに どうせだめだろうと思う

手に入れたいのに理屈をこね回して躊躇する


臆病なの

恋にもならない 声にもしない
その前に消えゆく私

過ぎる人生に悔恨もない
睡眠の中だけで感覚を回す

肉体だけは踊っているというのに。

2014/02/06 (Thu)

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