詩人:瑞姫 | [投票][編集] |
黒服の参列者
悲しみの渦
並んでいるのは若い人達
写真に写った
その笑顔
短い命は
静かに消えていった…
僕の初恋の人…
僕の初めての彼女…
頬に一滴流れた
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いつからだろう…
笑えなくなってしまった
笑ったとしても
苦笑
笑うってなんだっけ…
笑顔ってどうやってするの?
忘れたよ…
いつか
笑ってみたいな…
一瞬でもいいからさ…
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綺麗なその姿
可憐なその姿
僕は羨ましいと
思ってた
紅色のそのドレスは
君をもっと
引き立たせる
踊ってごらんよ…
死のワルツを
君にはよく似合っているよ
さぁ
踊ってごらん
君は踊ることは
一生できないけどね…
もがく姿が
また
愛しい…
鳴き叫ぶその姿が
また
悶える…
紅色に染まった
貴女…
紅色に囲まれた
愛しい…貴女。
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静かな雨音
冷えた部屋
冷たい床の上
天井が近い気がする
手を上に翳して
自分を感じる
まだ
私はここにいていいよね…
まだ
貴方を愛していていいよね…
それが
私の
今
一番の
幸せだから。
私はまだ
歩けるよね。
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君と逢えない
長い時間が流れる
1人寂しく歩く
君が隣にいれば
寂しくないのに…
我が儘言ってられないよね
もっと
君のこと
考えてあげなきゃ
大好きな君のこと
逢えない時間が
多いけれど
淡く
切なく
儚い
夢の中で逢いましょう..
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少し
口が滑っただけ
その名前を
本当に
出したかったワケじゃない
無意識の中で
詠んだ名前
君の瞳に涙
あの人の姿
描いていたのだろう?
想いでが
鮮明に蘇っていたのだろう?
たった一言
口にしただけなのに
君を追い詰めるなんて…
君があの人のこと
想いだすなんて…
君は
どれ程あの人に捕らわれているの?
どれ程あの人を愛しているの?
俺はどうすればいい?