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瑞姫の部屋


[82] 満月
詩人:瑞姫 [投票][編集]

夜中の12時
窓を開け
ベランダに出て
煙草を吸った

風が気持ちよく
肌をなぞっていく

黒い空には
数えられるぐらいの星々
今日は満月

君と見た時の満月は
夕方の
一際大きい
赤い満月だった

2人で
綺麗だね
って言いながら
自転車を走らせていたのを
覚えている

今日は
そこまで綺麗な満月ではないけれど
君も何処かで見ているかな?


隣にいない君
初めて寂しさを感じた気がした…

割り切っていたのに

戻りたくなった自分がいた

2005/07/21 (Thu)

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