詩人:MA-KA | [投票][編集] |
今になって悔やむよ。何故あんなボールを投げてしまったんだろう。
三年前、僕は君にストレートを投げた。ドキドキしたけど、うまく胸の真ん中に投げることができた。
君はそれをキャッチし、僕に同じストレートを投げ返してくれたね。僕も大事に、そのボールをキャッチしたよ。
ただ、単純に嬉しかった。
だが、あるとき僕はフォークを投げてしまった。フォークを知らなかった君は、キャッチできなかった。
魔がさしてしまったんだ・・。
いまさら遅いかもしれないけど、純粋だった君と、あの時のボールに謝るよ。
「ごめんね」