詩人:あお | [投票][編集] |
亡くすことに比べたら
失くす痛みなんて他愛ない
そう言ったあなたの横顔を
あたしは今でも覚えてる
そこで見てくれてますか?
声にならない想いが
あなたに届きますように
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思わず口をついて出た
彼女はあなたを裏切ったんだよ?
うん、そうだね…。
そう言ってあなたはまた
遠くを見た
もう戻らない
影を追って
孤独より
裏切りより
失ったことが
あなたは何より痛かったんだね。
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口は悪いし
素直じゃないし
子供っぽいし
怒りっぽい
なのになんでそんなに可愛いかな
いつまでも眺めていられたら
そう願わずにはいられない
甘く優しい夢をあなたに
祈りと共に口づけを…
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大丈夫だよ
この世が汚れて見えたとしても
それが全てじゃない
誰かに裏切られたとしても
誰もが身勝手でも
大丈夫。
どんなに闇に覆われてたとしても
光はあるから
人なんてキレイな生き物じゃない
それでも
そんな中から誰かを思いやる気持ちだとか
優しさなんかが生まれたとしたら
それはきっと
何よりも勝る光だと思う
闇を照らす光だと思う
だからあたしは信じるんだ
だからあたしは諦めないんだ
キラキラ輝く光を
あなたの胸の内にある光を
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愛が足りないわけじゃない
けれど二人の道はもう
交わることはないみたい
視界に広がる分かれ道を
涙をこらえて睨みつけ
例えこれが平行線でも
あたしは
明日に夢を見る
希望という名の下に
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あなたがあたしに
一つだけ望んだことは
そんなに難しいことじゃなかったのにね
あたしには叶えてあげられなかった
だからせめて今は
あなたのために笑うよ