触れられたあたしの頬や髪、唇、すべてにはきっとあなたが染みついている握った手の温もりもまだ冷めないままあたしの時間だけが止まってしまったまた冬がくるよ独りで知る雪の冷たさと春を迎えず終わった恋を抱えたままあたしはここから動けない“あの頃もう少しオトナだったら 今でもその腕の中にいられたのかな”
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