誰もが知ってる子どもの歌遊び。夕暮れの中で、子どもの声がこだまする。「また明日!」「また明日!」それぞれに手を振って。寂しそうに見つめる瞳。神社の御神木の影で。小さく皆に手を振って、「また遊んでね…」その声は、誰にも届かず。子どもは一人、木陰に消えた。
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