詩人:愛羅 | [投票][編集] |
始まりは些細なこと
ただあなたに
迷惑そうな顔を
されただけ
それからだった
人に頼るのが怖い
どこまで信じて
いいのか分からない
また迷惑そうな顔を
されるんじゃないかって
いつも怯えてる
そんな自分が悲しい
そんな人生は
悲しすぎる
だけど
どうすればいいのか
分からずに
ずっと怯えてる
人といるのが怖い
そう思うくせに
1人じゃいられなくて
結局雑踏の中に
身を潜める
そうやって
進歩のない生活を
繰り返してる自分が
情けなくて
また自信をなくしてく
…10年後
そんなこと思ってた
時もあったなぁって
思えるんだろうか
それとも
変わってない自分に
落胆するのかな
あの時の自分は
幼かったなぁ
そう思える
未来がきてほしい
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
言葉を発した後で
“そんなことないよ”
そう言ってほしかった
自分に気づく
違う言葉が
返ってきたことに
がっかりする
自分が
恥ずかしくなる
弱い人間ね
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
“もっと自分に
自信をもって歌ってよ”
そう友達に言われた
どうやって?
どうしたら
自信を持てるの?
小さい頃から
可哀想な顔だねって
気持ち悪いって
言われて生きてきた
そんな私が
どうしたら自信を
もてるというの?
人前に出るときは
醜い顔を晒してる
罪悪感でいっぱいよ
今更無理だよ
当然のように自信を
もってるあなた達とは
生きてきた世界が違う
“何でなの?”
“本当にもうそれ
やめてよ”
そんなこと言わないで
ねぇやめてよ
何でかなんて
私が一番知りたいよ
精一杯頑張って
るんだよ
それでも結果が
ついてこないの
私だって…
頑張ってるんだよ
分かってよ
“自信”だなんて
私が一番
ほしがってるの
ずっとずっと
求めてるの
それでもまだ
今の私には
とどかないの
遠いところで光ってる
必死に手を
のばしてるのは
私だってこと
あなた知ってる?
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
最近いつも
誰かの幸せを
手助けして
隣で見てる
幸せそうな顔を
見ることは
もちろん私にとっての
幸せでもある
だけど
ふとした瞬間
いつも誰かの為に
身を引いて
結局1人っきりの
自分が悲しくなる
泣きたくなる
どうして私は…?
そう思ってしまう
寂しいよ
自分だって
幸せになりたい
そう思うことは
間違ってなんか
ないでしょ?
幸せになりたい
もう周りの人の幸せ
では満たされないよ
幸せになりたい
幸せになりたい
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
決して
はえてはこない翼
ブロンドの髪の毛
青い目
宇宙に思いを
馳せてみたり
届かぬ星に
願いをたくす
おとぎ話の世界に
憧れをもち
夢の中で
未来を描く
どうして人は
決して届きはしない
そんなものを
求めてしまうんだろう
どうして
叶わないと
分かっている恋を
やめられないんだろう
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
思い出が痛い
あなたとの思い出が
私の胸をえぐる
一緒に話した場所
いつもかよった場所
初めて抱きしめて
くれた場所
まだ心の中に
たくさんの思い出がある
帰り道
その場所が目に入る
度に辛くなる
息苦しくなる
忘れたと思っても
またいつの間にか
胸が痛くなってる
もう忘れなくちゃ
いけないのに
忘れたくない
たとえどんなに
苦しくても
辛くても
決して二度と叶わない
恋だとしても
これからは
悲しみを味わうだけ
だとしても
あなたが
教えてくれた温もり
忘れたくなんてない
まだあなたを
忘れたくなんてない
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
今まで相談ゎみんな
あなたにしてきたよね
だからあなた以外の人に
どうやって相談したら
いいのか
分からないの
こんなことでも
私の中のあなたの
大きさを
感じさせられる
きっと私は
頼りすぎてたんだよね
あなたは多分
しんどかったんだよね
気づいてあげられなくて
ごめんなさい
今ならあなたの悩み
だって
聞いてあげられる
なんて
遅すぎるよね
失ってから
気づいたって
もう戻れないこと
あの頃の私は
知らなかったんだ
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
誰かを信じること
怖いことなんかじゃ
なかったはずだよね
恐れるべきものでは
なかったはずだよね
人がもってる
一番綺麗な部分だった
はずだよね
けどとか,だけどとか
でも…とか
そんな言葉を
とったら
きっと一番始めの
綺麗な心
でてくるんだよね
詩人:愛羅 | [投票][編集] |
楽しい気持ちが
分からないの
誰といても
何をしていても
心に穴が
開いてるみたい
楽しい気持ち
分からない
感じることが
できなくなった
一生分の幸せをあの時
使い果たしたのかな
笑うことに
苦痛を覚える
気を緩めたら
涙の大洪水
誰かに頼りたくて
でも怖くて
自分の弱さを
痛感する
出口が見えない
真っ暗闇に
いるんじゃない
だから光が見えない
目指すべきものを
見つけられない
灰色の世界で
想いを吐き出すことも
誰かを信じることも
できずに
休むことにさえ怯え
自分の生きる価値を
意味を見つけたくて
誰かが必要と
してくれる自分を
見つけたくて
見つけてほしくて
たださまよってる
いつからここに
いるのか
どうしてこんな世界に
いるのかなんて
わかるはずもなくて
今日もまた
さまよい歩く
いつか
光は見えるのか
出口はあるのか
その先に救いはあるのか