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愛羅の部屋


[10] 温もり
詩人:愛羅 [投票][得票][編集]


私は人の温もり
なんて知らなかった

ずっとずっと
1人だったから…

おじいちゃんや
おばあちゃん,
おじさん,おばさんに
なんて愛してもらった
記憶がない

おとうさんに
最後に抱きしめて
もらったのはいつ?
最後に話したのは
いつだっただろう…

おかあさんが私のこと
軽蔑した目で
見始めたのは
いつだっただろう…

愛を知らない私
ずっと寂しかった

そんなときあなたが
抱きしめてくれた
温もりを教えてくれた

今まで生きてきた中で
一番幸せだったよ

暖かいって
安心するって
こうゆうコトなんだ
って初めて分かった

もう私は人の温もり
を知ってしまった

でもあなたはもういない
私は前より
もっと寂しくなった

あなたが温もりを教えてくれたから

2007/07/21 (Sat)

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