ホーム > 詩人の部屋 > 愛羅の部屋 > 代わり

愛羅の部屋


[32] 代わり
詩人:愛羅 [投票][編集]


乾いた唇で

愛を歌う

雲に隠れていく

月を助けられない

もどかしさの中

愛を歌う

乾いた唇からの

愛はとても儚く

悲しみに満ちている

それでも唇は

愛を歌い続ける

愛に溺れ

愛に疲れ

愛を求め続ける

愚かな人間の

代わりとして

2007/08/04 (Sat)

前頁] [愛羅の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -