詩人:愛羅 | [投票][編集] |
夜の闇に浮かぶ
月が
星が
私たちを待ってる
夜の空気は冷たくて
心の底まで凍らせる
それでも暖かいと
感じた時
あなたのそばには
誰がいましたか?
小さい頃なら
気づけば暖かくて
誰もが幸せの中にいる
それに気づくのは
ずっとあとのことで
失った温もりを
懐かしむ時
人はやっとその本当の
暖かさを知る
いつの間にか
"家族"という理由なく
いられる居場所から
放り出されて
また新たな温もりを
探してた
人は一人では
生きられないなんて
誰もが心で
感じてる
あなたが私の
そばにいた時
私は暖かさを
感じました
寒さなんて
苦にならないぐらい
暖かくて
満たされていると
感じていました
あなたがいれば
他には何もいらない
だなんて
ドラマの台詞みたいな
ことを
本気で思いました
今はもうあなたに
私の声は届かない
私のそばに
あなたはいない
夜の闇が私を呼んでる
あなたは私と
同じなんだと
のみこまれそうな時
私はあなたを
思い出す
あなたは私に
沢山のことを
教えてくれた
そう
月や星が綺麗に
見えるのは
空が暗いから
なんだよね
どうしようもない
悲しみや苦しみが
あるからこそ
それと同じだけ
輝いている幸せが
見えるんだと
あなたが教えてくれた
あなたは私に
空をくれました
月や星が
私を
私たちを呼んでる