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桃華唐フ部屋  〜 投稿順表示 〜


[51] 空虚
詩人:桃華 [投票][編集]

己の意思とは関係なく
此の世に産み落とされ
そして死に逝く

愛 夢 希望 そして挫折

晄を見た瞬間に
闇に突き落とされ

闇を彷徨う者に
晄を見せる

試練と云う名の下に
神は私達を弄ぶ

2004/06/26 (Sat)

[52] 告白
詩人:桃華 [投票][編集]

私が未だ幼い頃

お母様が云いました


「貴女は下ろす筈の子供だったの」


お母様

生まれてしまってからそう云われても

私は如何したら依々の?

2004/07/04 (Sun)

[53] Do Myself
詩人:桃華 [投票][編集]

頬をつたうのは
私の涙

他の誰でもない
私自身の涙


今苦しいのは
私の心

他の誰でもない
私自身の心


そして是から

幸せを掴むのは
私の手

他の誰でもない
私自身の手

2004/07/06 (Tue)

[54] 救い
詩人:桃華 [投票][編集]

苦しくて
苦しくて
苦しくて

如何して
こんなに
苦しみばかり
与えられたのか
運命をも怨んだが

唯一
救われたのが
永遠の命を
与えられなかった事

2004/07/07 (Wed)

[55] 短冊
詩人:桃華 [投票][編集]

もしも願い事を書くのなら
何も書く事はありませぬ


どうせ朽ち果ててしまう命なら
何も望む事はありませぬ

2004/07/07 (Wed)

[56] HN
詩人:桃華 [投票][編集]

前のハンドルネームは
前付き合っていた人から
付けたもの

其の名前で呼ばれている限り
自分が吹っ切れていないようで
イヤになっちゃった

だから
変えちまったよ

2004/07/26 (Mon)

[57] 17歳のフラッシュバック
詩人:桃華 [投票][編集]

偏差値80なんて余裕
ガッコの授業が遅すぎて何時も独学
進学校は頭良けりゃ何にも言わない

くだらねーと思って登校拒否
通学時間がもったいない
試験の日だけ電車に乗る

突然キチガイ女が横槍入れる
日曜日Onlyのバイトを辞めさせられる
毎日電車に乗る事が高校生なのか?

自分の欲しい物は自分で手に入れる
ナニがおかしいってオメーの頭だよ
アタシは顔面を殴ってやった

今までの親子喧嘩で一番の壮絶バトル
殺らなきゃ殺られる
包丁を手に取った途端取り押さえられた

本当の修羅場は其の後
ガッコにも行かず勉強も止めた
半家出状態 たまに帰ってくると荒れ狂う

日記を台所のシンクで燃やした
家中のガラスを全部割った
あらゆる物に「殺」と赤マジックで書いてやった

母親は外傷より内部の方にきたみたいで
自殺未遂の繰り返し 其れを傍観するアタシ
結局 母親は自分の地元に強制送還

憎い母親を目殺し Happy Life の幕が開く
其れから1年間の妹との二人暮し
ガッコにも復活 家事と勉強の両立生活

只 月日は流れるもので
突然アタシは独りだけの自由を選んでしまった
今まで守ってきた 大事な妹を捨ててしまった

今でも其の時の悲痛な声が耳から離れない
だからといって 今更謝る事は許されない
お互いに辛い思い出を蘇らせるだけの行為

天狗になってたアタシ
親を妹を捨てたアタシ
因果応報

2004/08/15 (Sun)

[58] 生きていれば
詩人:桃華 [投票][編集]

何とかなるよ

あの子の方が幸せとか不幸とか
そんな事は生きているからこそ
考えられるんだ

自殺した友達に
手を差し伸べたくても 
喧嘩したくても
どうしようもないんだ
帰って来ないんだもの

どんなに苦しくても
どんなに辛くても
生きてるだけで
只其れだけで
いいんだ

2004/08/18 (Wed)

[59] 偽装恋愛 2
詩人:桃華 [投票][編集]

笑顔でいられる時のあたしだけを

好きになってもらっても

はっきり云って 

ありがた迷惑だよ

2004/09/13 (Mon)

[60] 生命
詩人:桃華 [投票][編集]

生きようとしても
死のうとしても

己の此の手では
如何にもならない

暗闇の中を
屍のように
只ゝ這い蹲って

まだ 生き永らえようとするのか

2004/09/13 (Mon)
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