詩人:桃華 | [投票][編集] |
アタシの好きなモノは
必ず目の前で壊れ逝く
ヒトであれ
動物であれ
モノであれ
必ず目の前で壊れ逝く
もう見たくないから
アタシが先に壊れ逝くか
此の目をナイフで刺してしまいたい
詩人:桃華 | [投票][編集] |
出会いの後ろには
別れが待ってゐるのです
生きてゐるから
死が待ってゐるのです
そんな事を考えるのは
もう疲れました
散々な目に会って
身を持って判ったのです
もう何も要りませぬ
何も何も要りませぬ
幸せの後ろには
悲しみが必ず待ってゐるのです
詩人:桃華 | [投票][編集] |
彼方には当然
自ら生きる権利があるのです
私にも当然
自ら生きる権利があるのです
そして其れは
互いに認めあう事で成立するのです
私は
彼方が自ら命を絶つ権利を認めます
彼方にも
私が自ら命を絶つ権利を認めて欲しいのです
互いに認めあわなければ
生きる権利も 自ら命を絶つ権利も
存在しえないのです
そして自ら命を絶つ事の出来ない屍は
何時終わるかしれない此の世界を
生き永らえる地獄が待っているのです
詩人:桃華 | [投票][編集] |
ママは
かえでの言いたい事を言う前に
電話を切ってしまう
ママは
かえでの辛い気持ちを聞きたくないから
電話を切ってしまう
ママは
かえでの事を心配してるって言うのに
肝心な事は聞いてくれない
ママは
かえでは独りじゃないよって言うのに
電話を切られた瞬間 孤独を感じるの
名ばかりの
口先だけの
ママ
いらない
詩人:桃華 | [投票][編集] |
もし 私が消えたら
貴方は如何されますか
私が消えないやうに
傍に居てくださいますか
でも 私の消えたい理由は
例え 貴方でも
如何にもなりませぬ
貴方の手を煩わせないやうに
私は密かに消え逝きます
貴方への 私が出来る
唯一の愛情
詩人:桃華 | [投票][編集] |
妙に血が見たいの
身体を切り刻むんじゃなくて
静脈から吹き出す血が見たいの
もう こんな事はシナイって決めたのに
そんな事するぐらいならシヌって決めたのに
意志が弱いのか
其れとも。。。
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男なんて要らない
友達が一番信用できる
だから
男なんて要らない
でも
ヒトが幸せそうにしている姿を見ると
妙に胸が苦しくなる
もう 裏切られるのなんて懲り懲りなのに。。。
詩人:桃華 | [投票][編集] |
アタシは
とっても自由な筈なのに
十分ではなくとも
お金にも不自由してないのに
多少健康ではなくとも
一応五体満足なのに
何故か
自ら命を絶とうとしている
アタシが居る
如何して?
こんな欲張りなアタシが
ダイキライ
如何して?
自分の事
スキになったり
キライになったり
もう忙しすぎて
ツカレタヨ。。。