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日に一度は想う
貴方
気付けば
三年の月日が流れていた
その間
親しき仲になった方
いなかった訳ぢゃない
それでもあなた以上
お慕い出来る方が
現れなかった
今思えばこそ
悔やまれる
あの日の言葉
何故もっと
切に貴方を欲さなかったのだろう
いえ、貴方が去り行くことを怯え
内に燃ゆる想いも
ついに貴方へ伝えられぬまま
うつろいゆく季節を余所に
私の心は
あの日のまま
変わらず貴方に焦がれています
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恨んだ日もありました
何故助けてはくれないの
何故見て見ぬ振りをするの
私への愛より
あの人に対する愛が勝っているからなのだと
独り 眠れず泣き明かした夜もありました
果てのしれない暴力に怯えながらも
幼いながらに
貴方を守りたかった
愛する貴方
此処に今 尚
消えない傷が一つあります
打ち明けられぬ過去
明かせば
全てが崩れてしまう
幼いながらに
一人 小さな手を握り締め
闘ったのです
桃色の口唇を噛み締め
只 欲したのは
今も変わらず
貴方の愛だけでした
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ふと
私の髪をなびかせた風が
いつのまにか
冷たかったのです
何かを思い出して
私は悲しくなるのだけれど
何を思い出したのかが
わからない
何が悲しいのかが
わからない
ただ
寂しくて
ただ
悲しくて
けれど風は
変わらず冷たいまま
私の頬を撫で
すり抜けてゆくのです
私は一人
また一人で
おいてけぼり
秋の空を見上げるのです
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毎日 毎日
私のもとへ通う貴方
どんな想いで居るのでしょう
こんなにも
貴方の愛を
感じた日々はないでしょう
こんなにもわずかばかりの
貴方との時を
心待ちにした日はありません
なんだか
癖になってしまいそう
貴方の愛を
信じられなくなったら
私はまた
此処で眠る事でしょうね
明日もきっと
また 貴方は向かう
甘い 甘い 果物を持って
此処に眠る
わたしの元へ
あたたかな愛を届けに
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あの頃は
貴方が私の全てでした
貴方からの着信メロディー
鳴るたびに私の胸は
締め付けられるのです
季節は流れて
貴方と私の間に
愛は残らなかったけれど
“もう失いたくない
だからあなたを
愛したくない”
そう言ってくれた貴方
今 何処に在るのでしょう
この季節は決まって
貴方との思い出に
恋い焦がれます
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私はいつも
貴方の胸の前らへん
ここが私の特等席
静かな寝息をたて
無垢な顔で眠る貴方を
いつも 夜が明けるまで
貴方の腕のなか 眺めていた
ふと 眠れずに居る
私に気付いて
頭を撫で キスをくれる貴方が
愛おしくてたまらなかった
一分一秒でも長く
貴方の顔を眺めていたくて
一分一秒でも長く
貴方の温もりを感じていたくて
寂しくて 眠れない夜
瞳を閉じれば
いつでも貴方が居てくれたあの頃
もうじき
貴方の居ない
三度目の冬がくるよ
瞳を閉じた
私の前に広がる世界は
いま 暗闇でしかないよ
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貴方に逢う為なら
どんな手段だって厭わなかった
このまま私を忘れられる位なら
どんな形でも 貴方の傍に居られればいい
そう思ってた
でもそのせいで
取り返しのつかないことになったのかな
街で見かける貴方は
近いようで
もう 遠いね
せめて私が
貴方に相応しい私なら
また 何か違ったかな
いつまでたっても
貴方から離れられないよ
もう 届かないのにね
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残酷な季節
日中 あたたかく
安心しきった私は
太陽が堕ちるころ
体も心も冷たくするの
夏の終わりを感じさせる
冷たい秋風は
毎年決まって
私の涙を誘うのです
澄んだ空が
だんだんと 色を失ってゆく
私の瞳も
だんだんと 色を失ってゆく
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言葉なんか要らない
こうしてただ
冷たくなった心を
暖めてくれたら
いつも不安だから
焦って答えを出そうとして
気持ち押さえられなくなる
どうすれば君に伝わるかなぁ
僕の心には愛しかないのに
口にしてしまえば愛は形をかえてしまうから
いつも君には届かないね
あんなにも側に居た君をいま
こんなにも遠くに感じるなんて
僕が持っていたものなんて
初めから大して無かったはずなのに
くだらないものを守って
君を失くした僕
大切の意味 いまさらわかった
そんな気がするよ
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誰もいない部屋
ただいま
今日も帰る。
一人ぼっちの2LDK
やっぱり僕には広すぎるよ
置き去りにされた荷物は
一人で眠る僕の体温を奪っていく。
幸せになって欲しかった。
けれど
あなたの幸せはいつでも
僕と共にあって欲しかった。
そんな風に思う僕は
やっぱりわがままかな。