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MOOの部屋  〜 新着順表示 〜


[4] 病床
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毎日 毎日

私のもとへ通う貴方

どんな想いで居るのでしょう


こんなにも

貴方の愛を

感じた日々はないでしょう


こんなにもわずかばかりの

貴方との時を

心待ちにした日はありません


なんだか
癖になってしまいそう


貴方の愛を

信じられなくなったら

私はまた

此処で眠る事でしょうね



明日もきっと

また 貴方は向かう

甘い 甘い 果物を持って

此処に眠る

わたしの元へ



あたたかな愛を届けに

2006/01/18 (Wed)

[3] 秋風
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ふと
私の髪をなびかせた風が

いつのまにか
冷たかったのです

何かを思い出して
私は悲しくなるのだけれど
何を思い出したのかが
わからない

何が悲しいのかが
わからない

ただ
寂しくて

ただ
悲しくて


けれど風は
変わらず冷たいまま

私の頬を撫で
すり抜けてゆくのです


私は一人

また一人で

おいてけぼり


秋の空を見上げるのです

2005/09/25 (Sun)

[2] 消えない傷
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恨んだ日もありました

何故助けてはくれないの

何故見て見ぬ振りをするの


私への愛より

あの人に対する愛が勝っているからなのだと

独り 眠れず泣き明かした夜もありました


果てのしれない暴力に怯えながらも

幼いながらに

貴方を守りたかった


愛する貴方


此処に今 尚

消えない傷が一つあります


打ち明けられぬ過去

明かせば

全てが崩れてしまう


幼いながらに

一人 小さな手を握り締め
闘ったのです


桃色の口唇を噛み締め

只 欲したのは

今も変わらず

貴方の愛だけでした

2006/01/18 (Wed)

[1] もう二度と
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日に一度は想う

貴方



気付けば

三年の月日が流れていた


その間

親しき仲になった方

いなかった訳ぢゃない


それでもあなた以上

お慕い出来る方が

現れなかった


今思えばこそ

悔やまれる


あの日の言葉


何故もっと

切に貴方を欲さなかったのだろう

いえ、貴方が去り行くことを怯え

内に燃ゆる想いも

ついに貴方へ伝えられぬまま


うつろいゆく季節を余所に

私の心は

あの日のまま

変わらず貴方に焦がれています

2005/09/25 (Sun)
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